いつも、1ヶ月に4回行くことを目標にしていますが、4回行けることが少ないです。平均すると1ヶ月2回行ければ良い方です。
そもそもホットヨガへ行くようになった理由は、姿勢が悪くて、あらゆるところがたるみ始めたのが原因です。
でも、やっぱり一番気になるのが顔のたるみですよね。何年か前に姿勢が悪いと顔もたるむという雑誌の特集を見かけたことがありました。
雑誌を見たことが一番のきっかけと言うわけではないですが、たるみ防止を含め時間のやりくりをしながら2年ほど前からホットヨガへ行くようになりました。
なぜ、姿勢と顔のたるみって関係あるのでしょう・・?今回は、私がホットヨガを始めようと思った顔のたるみと姿勢の関係についてお伝えしていきます。あなたもホットヨガ始めたくなるかも・・・。
姿勢が悪いと顔がたるむ関係とは
顔のたるみというのは、様々な要因が重なり合って生じてしまうものだというお話を以前したことがあります。
その様々な要因の中には、筋肉の衰えというのも含みます。顔には、表情筋と呼ばれる筋肉が複数存在します。
顔の筋肉は、内側にあり見えないですが、頭や首とつながっています。姿勢が悪いと言われる人の多くは、猫背の方が多いです。
猫背は、顔を突き出すような姿勢で首の後ろの筋肉が縮み、首の前の部分の筋肉が伸びがちなため、常に頬が下方向に引っ張られている状態です。
最近では、20代でも顔のたるみで悩む方が増えていると言われています。その原因の一つがスマホやパソコンの長時間利用や長時間同じ姿勢で行うデスクワークなどです。
スマホやパソコンを長時間使用を続けることで、首がガチガチに硬くなっているという方が多いのではないでしょうか。
首の筋肉が凝り固まったままだと頬の筋肉が引っ張られた状態が続き、顔のたるみ、シワほうれい線が目立つ原因とつながっていくことになります。
抗重力筋を鍛えると重力に逆らい顔のたるみを予防できる
私たちが毎日暮らしている地球上には、引力と重力が働いています。引力は、物体と物体が互いに引っ張り合う力のことです。重力は、地球が持つ引力と地球の自転による遠心力を合わせた力のことです。
ニュートンの万有引力の法則は、リンゴが木から落ちることがヒントになったと言われています。地球上の質量を持つ全ての物体に引力があります。
では、私たち人間は、なぜ引力や重力に影響されることなく真っ直ぐ立っていられるのでしょうか?それは、抗重力筋のおかげとも言われています。
私たちの身体には、抗重力筋と言って、体が下に引っ張られないように支えている筋肉があります。
生まれたばかりの赤ちゃんは、抗重力筋が未発達なので、しっかりと立つことができません。成長とともに抗重力が発達し、鍛えられていき自分で立てるようになります。
筋肉は、鍛えなければ衰えていきます。私たちの身体にある抗重力筋も同様に鍛えなければ衰えてしまいます。
抗重力筋はどこにある?抗重力筋の役割は?
抗重力筋は、以下の6か所と言われています。
- 広背筋(背中)
- 脊柱起立筋(背骨周辺)
- 腹直筋(お腹)
- 大臀筋(お尻)
- 大腿四頭筋(太もも)
- 下腿三頭筋(ふくらはぎ)
私たち人間は、上記6か所の抗重力筋がバランスを保ちながら引力や重力に負けないように体を支えています。
抗重力筋は、立っていても座っていても地球の重力に対して常に働いているため、緊張し続けている筋肉とも言えます。
日常生活で悪い姿勢を長時間続けてしまうと、抗重力筋は、身体のバランスを保とうとして身体の歪みを作ってしまいます。
また、座った仕事でも立ち仕事でも一定の姿勢を長時間続けると、ある抗重力筋だけが一定時間緊張したままの状態が続くので、抗重力筋に疲労が溜まることになります。
抗重力筋に疲労が溜まり、血流悪化の状態になると顔の表情筋の方まで栄養が行き届かなくなります。
姿勢が悪いことで表情筋も下へ引っ張られ、顔のたるみが生じやすい状態を作り続けてしまうことに繋がります。
本来、良い姿勢のまま日常生活を過ごすことができれば、抗重力筋全体がバランス良く働き、身体のゆがみも自然と修正されます。
抗重力筋の機能低下をチェックしてみよう
抗重力筋がしっかり機能しているかどうかチェックすることができます。簡単にできるので自分の筋肉が心配と言う方は、試してみてください。
チェック1
- 足は、肩幅に開き真っ直ぐに立ちます。
- 横から見た時に耳、肩、腰の中心、くるぶしが一直線に揃うように意識して立ちます。
- 腰が反らないように注意して1分間キープできれば大丈夫です。
チェック2
- 壁にかかと、ふくらはぎ、お尻、肩甲骨、頭の5点を付けます。
- 壁から背中が離れないようにしながら手のひらを上に向けて、腕を上げます。
- 手のひらは背中側に向けたまま万歳のようにします。
良い姿勢を維持するための抗重力筋の鍛え方
かかとを上げる運動
- かかとをつけて足を60度開きます。
- 手は頭の上で手のひらを合わせます。
- かかとを上げて背伸びをして5秒間キープします。真っ直ぐ上に伸びることがポイントです。
ふらつく場合には、お尻に力を入れると踏ん張りやすくなります。筋肉低下で不安な方は、壁にもたれながら行って下さい。
腰のアップダウン運動
- 足を肩幅より広めに開いてつま先を30度ほど外側に開きます。
- 膝が内側に入らないように中指の方向に曲げるようにゆっくりアップダウンします。
- 1セット5回行います。5回目は、腰を落としてから小刻みにアップダウンを繰り返します。
抗重力筋を鍛えるとコラーゲン増加?私がホットヨガに通う理由
抗重力筋を鍛えるとコラーゲン増加?
上記までで、抗重力筋は、6か所あるとお伝えしましたが、これらの筋肉って年齢を重ねれば重ねるほどしっかり鍛えておきたくなる筋肉ですよね。
筋肉の材料は、たんぱく質です。筋肉のそばには腱や靭帯があります。腱や靭帯もたんぱく質ですが、筋肉と違ったらせん構造で構成されているたんぱく質です。そう、コラーゲンなんです。
コラーゲンは、通常のたんぱく質と比べると柔軟性や弾力性があります。コラーゲンを作り出すのが線維芽細胞だと言われています。
実は、筋肉を鍛えると線維芽細胞が刺激されてコラーゲン合成が促されるというのが研究などで明らかになっているようです。
ただそれらのメカニズムまでは詳しく解っていないようですが、コラーゲンを増加させるためには、筋肉を鍛えると良い様です。
しかし、体の筋肉を鍛えたからと言って、顔のコラーゲンが増えるということは考えられないと思います。やはり顔部分のコラーゲンを増やしたければ表情筋エクササイズと言うことになります。
表情筋エクササイズについては、以下の記事を参考にしてください。
私がホットヨガに通う理由
良い姿勢を維持するためには、抗重力筋はとても大切な筋肉だということが解りましね。良い姿勢を維持することができれば、肩こり、首凝り、腰痛などが間違いなく減少します。
しかし、私の場合一人でコツコツ筋肉を鍛えるというのがどうもできない性格です。
自宅の最寄り駅の前でLAVAのチラシを配っていました。少し前に流行りましよね。ワンコインで手ぶらでホットヨガ!ワンコインだったら良いかな・・と思い、早速LAVAへ体験に行きました。
ホットヨガだから体は温まるし、温まった体を動かすのはとても気持ちが良いです。普段から冷え性の私にはピッタリ!と思い、そのまま通い始めました。平均すると1ヶ月2回のペースです。
それでも、3ヶ月ほど続けたあたりから肩こりや首凝りなどが減ってきました。1ヶ月に3回くらい通っていた整体やマッサージにも行かなくなりました。
肩こり、首凝りがなくなるとフェイスラインのもたつきや二重あごになりかかっていた顎あたりもスッキリしてきました。
私は、たまたまホットヨガでしたが、友達などは、ピラティスやズンバダンス、フラダンス、卓球、キックボクシングなどいろいろ挑戦している友達もいます。
どちらかと言うと私は、スポーツが得意な方ではないので、私がホットヨガを始めたと聞いた友達は、「やっと始めたのね~」と言う程でした。
しかも姿勢が良いし、全てが若々しくて輝いています。そんな友達がいてくれるから私もがんばらねば・・!と思います。良い刺激をもらってます。最後は、友達自慢になってしまいました。
年齢を重ねたらなんでも良いと思います。楽しく体を動かして筋肉を鍛えるって素敵なことだし、大切なことだと思います。
まとめ
姿勢が悪いと肩こり、首凝りで筋肉が引っ張られて顔のたるみが生じやすくなるということをお伝えしました。
良い姿勢を保つためには、抗重力筋が大切ということもお伝えしました。
抗重力筋を鍛える方法などもお伝えしましたが、結局、若々しさ維持するためには、楽しくスポーツすることがおすすめだということを自分の経験を通してお伝えしました。