顔のたるみケア

表情筋は鍛える・緩めるで顔のたるみストップ可能

先日、風邪をひいてマスクをして生活する日が数日続いたのですが・・・。そんな時、ちょっと気が楽になり、お化粧さぼっちゃおうかな?と言う気持ちになりました。「隠す」って便利ですよね。

マスクをしていたら、私は何歳に見えるんだろう・・?と考えたことないですか?

正に、その時、風邪をひきながら考えてしまいました。マスクしたまま、自分の顔を鏡でマジマジ見てしまったりしてね。

マスクをしたら顔が半分隠れて、眼しか見えないので、眼力のある人でしたら実年齢よりかなり若く見えるかもしれないですね。マスクを外すと一瞬で見た目年齢も上がってしまいます。

この差は、何?と考えた時に、やはり、顔下半分のフェイスラインと口角から頬へのお肉の付き具合い・・?ってあたりで、だいぶ見た目が変わってくるように思います。

人の魅力は、見た目だけでは、決められないところはありますが、一般的に素敵だと言われている方って外見もやはり素敵で表情が豊かな方が多いように思います。

女性の活躍が目立つ時代だけにそういう素敵な方は、隠れたところでスゴイ努力をしているのかもしれないですね。そんな見た目を左右してしまうのが加齢とともに生じる顔のたるみです。

ちょうどマスクで隠れる部分、頬骨から下あたりの部分がたるんだり、お肌にハリがなくなったりすると見た目年齢を左右する老け顔になってしまうようです。

顔がたるむ原因には、お肌のハリが失われてたるむ場合だったり顔の筋肉の低下によりたるむ場合だったりと原因にも様々な要素があり、それが重なり合って生じるものだということは以前からお伝えしていることです。

今回は、その顔のたるみの原因のうち表情筋と言われる筋肉の低下により顔のたるみが生じる場合、どのような対策が必要なのか?

表情筋の機能を低下させずずっと若々しさを維持するためには、どんなことに気を付けたら良いのか?などについてお伝えしようと思います。

顔のたるみと見た目年齢を左右する表情筋とは

「表情筋」という言葉は、良く耳にするけれど、さて、表情筋は、顔のどこの部分のことなのでしょう?

実は、表情筋という筋肉が存在しているわけではないんです。

表情筋は、眼・鼻・口の周りに密集している筋肉で顔の表情を作る為に必要な筋肉のことを表情筋と呼んでいます。

顔面筋肉と呼ばれることもあります。

表情筋は、顔面の薄い皮下にあり、頭骨と顔面の皮膚を繋げる筋肉群になるため、一つではなく約30種類の筋肉から構成されています。

日本人からするとアメリカ人などは、会話中のリアクションが大きく、表情豊かに見えること多いですよね。

これは、使う言語の違いの原因もあるようですが、アメリカ人は、表情筋を60%使いながら会話していると言われています。

一方、日本人は、静かに会話するイメージです。日本人は、普段の会話でも表情筋を20%~30%しか使っていないと言われているんです。

アメリカ人と比べたらとても少ない筋肉で会話していることになります。

また、ヒトは、年齢を重ねると今までの経験をもとに会話をすることが多いので、若い時に比べると表情筋を使って会話するということが少なくなります。

例えば、若い時は、箸が転んでもおかしい年頃と言われるほど、なんでもおかしく感じて笑っていたのが、加齢とともに些細なことではだんだん笑わなくなってしまう感じがあります。

その為、年齢とともに表情筋は使われることが少なくなり、顔面の筋力低下が生じるようになるのです。

年齢を重ねたら体だけでなく、顔の筋力低下にも気を付けて生活する必要があるようです。

表情筋の中でも特に、重要だと言われている筋肉があります。それらの筋肉だけでも、気が付いた時にトレーニングするだけでも顔の表情が変わってくると言われます。

もちろん、顔のたるみ予防に繋がりますし、老け顔予防に繋がり、表情豊かな会話が可能になります。その大切と言われている筋肉が以下になります。

表情豊かな会話と顔のたるみ予防に繋がる5種類の表情筋と鍛え方

  1. 前頭筋:おでこ全体を覆う筋肉
  2. 眼輪筋:目の周りに存在する筋肉
  3. 頬筋・大小頬骨筋:頬に存在する筋肉
  4. 口輪筋:口の周りに存在する筋肉
  5. オトガイ筋:下唇から顎にかけて伸びている筋肉

上記5種類の筋肉は、表情を作る為に欠かせない筋肉だと言われています。この5種類の筋肉がしっかり動かせることができれば、表情が豊かに見え、見た目年齢もぐっと下がると言われています。

筋肉は、年齢に関係なく鍛えると変わってくると言われています。まずは、5種類の筋肉が上手く動かせるように鍛えることをおすすめします。

1.前頭筋について

前頭筋とは、おでこ全体の筋肉のことです。両眉の上から髪の毛の生え際へ伸びている筋肉です。おでこを支える筋肉で眉を上げ下げする時に使われる筋肉です。

眼精疲労やストレスが原因で硬くなりやすい筋肉です。筋力が衰えてくると眉間にシワができたり、額に横ジワが生じたりします。

前頭筋は、後頭部の後頭筋と支え合って筋力のバランスを保っています。前頭筋を鍛える時は、後頭筋も鍛えてバランスを維持することをおすすめします。

前頭筋の鍛え方

  1. 眉の上に沿わせるようにして両手の中指と薬指でおでこを抑えます。
  2. シワができないように指で額を抑えたまま、全力で眉を持ち上げます。目を見開く動きでもOKです。
  3. 眉を持ち上げた状態(目を見開いた状態)を10秒~15秒キープします。
  4. 持ち上げた眉を3秒ほどかけてゆっくりと元の位置に戻します。
  5. 1~4の手順を10回繰り返します。

後頭筋の鍛え方

後頭筋の位置は、以下の位置になります。

(出典:Wikipedia)

  1. 後頭筋に両手の人差し指、中指、薬指をあてます。
  2. 内側から外側へ向けて円を描くように優しく揉みほぐします。
  3. コリが和らいでいるように感じるまで、1分ほど続けます。

2.眼輪筋について

眼輪筋とは、眼の周りに存在している筋肉です。

眼を開閉するときに使われる筋肉で、数秒に1回の瞬きもこの眼輪筋が使われています。

眼をパッと見開くと眼輪筋を意識することができます。眼輪筋が衰えると眼の周りにたるみが生じたり、眼の下にクマができたりします。

眼輪筋の鍛え方

  1. 額にシワを作らないように手のひらでおでこを抑える。
  2. まぶしいものを見るように目を細めます。完全に目は閉じない状態で10秒キープ
  3. 目の周りの筋肉だけを使って大きく目を開けます。眼球を前に押し出すようなイメージで10秒キープ
  4. 2、3を3セット繰り返します。

その他の眼輪筋エクササイズは以下の記事にあります。興味ある方はどうぞ。

眼輪筋エクササイズ

3.頬筋(きょうきん)・大小頬骨筋について

頬には、頬筋、小頬骨筋、大頬骨筋の3種類の筋肉が存在します。頬筋は、口の横から顎関節まで伸びる筋肉のことを言います。

大小頬骨筋は、口角からこめかみあたりまでつながっている筋肉のことです。口角を横に動かすための筋肉で鍛えると口角が上がってくると言われています。

大きく笑ったり、ちょっと口角を上げて笑う時などは、この3つの筋肉の働きが必要だと言われています。

これら3つの筋肉が衰えてしまうと頬にある脂肪などの重みで頬が垂れ下がったり、顔にたるみが生じてしまったりするようです。

頬筋・大小頬骨筋の鍛え方

大小頬骨筋、頬筋のエクササイズとして頬を膨らませる運動は、良く取り上げられるエクササイズで有名です。

頬を膨らませるだけのトレーニングですが、終わってみるとしっかり筋肉を使っていることを感じることができるので、顔のたるみが気になる方は、おすすめです。
  1. 最初、頬にたくさんの空気を入れて頬を膨らませます。
  2. 両頬に空気を入れたまま5秒キープします。
  3. 空気を右頬だけにしてそのまま5秒キープします。
  4. 今度は、空気を左だけにして5秒キープします。
  5. 最後は、息を吐いて頬を元に戻します。

これを1日3回ほど行います。慣れてきたらキープ時間を伸ばしたり、上を向いて同じ順番でトレーニングしたりすると更に効果が得られます。

4.口輪筋について

口輪筋とは、唇の周りに存在する筋肉のことを言います。口を閉じたり、開いたり唇を尖らせたりするときに使う筋肉です。

口輪筋は、様々な筋肉とつながっています。特に、顔全体の表情を作る筋肉である頬筋、大小頬骨筋、眼輪筋、オトガイ筋などともつながっています。

口輪筋が衰えると口角がたるみ表情が乏しくなり、人に老けた印象を与えてしまうことになります。

口輪筋の鍛え方

口輪筋のエクササイズとして知られている運動に、ベロ回し運動があります。
  1. 口を閉じたまま舌を歯と唇の間に入れます。
  2. 黒目と一緒に下をゆっくり回します。(ほうれい線部分は内側からシワを伸ばすイメージ)左右3回ずつ回します。

その他のエクササイズとして口笛があります。口笛は、口をすぼめた状態で口の形を維持しないと音が出ないので、口輪筋の他に、頬筋あたりの筋肉のエクサイズにも効果的だと感じています。

5.オトガイ筋について

オトガイ筋の「オトガイ」とは、下あごのことを指す言葉です。オトガイ筋は、下唇から顎にかけて伸びている筋肉のことです。主な役割としては、下唇を出す動きなどに使われる筋肉です。

オトガイ筋が衰えてしまうと脂肪がたるみ、二重あごへと生じてしまいます。フェイスラインを保つためにもオトガイ筋は、鍛えることをおすすめします。

オトガイ筋の鍛え方1

  1. 背筋を伸ばし、顔をゆっくりと上に上げ、斜め上を見る。
  2. 下唇を上に向かって引き上げる。
  3. 上唇も同様に引き上げて5秒キープ。
  4. 唇をゆっくりもとに戻す。
  5. これを3回繰り返す。

オトガイ筋の鍛え方2

  1. 背筋を伸ばし、顔をゆっくりと上に上げ、斜め上を見る。
  2. 舌を上向って突き出し、ゆっくり円を描きます。
  3. 時計周り、逆回りと各10回行います。

上記までで、表情豊かな会話や顔のたるみ予防に繋がる5種類の表情筋の鍛え方についてお伝えしました。

特に、口輪筋は、他の筋肉とつながっている筋肉なので、積極的にエクササイズなどを行っておいた方が良い筋肉です。他のエクササイズについて知りたいという方は、以下の記事も参考にしてください。

表情筋エクササイズ

疲労が溜まっている筋肉は緩めて顔のたるみ予防へつなげよう

上記5種類の表情筋についてお伝えしましたが、実は、1日の中で使われることが多い筋肉で、できれば、鍛えるより緩めて休ませてあげた方が良い筋肉と言うのが顔の中にあります。

それが咬筋です。

咬筋と言うのは、物を咥えたり、噛み締めたりする時に使う筋肉だと言われています。例えば、ガムなどをかみ続けたりする場合は、この筋肉が良く使われます。

咬筋は、顎のフェイスラインから頬筋、大小頬骨筋に向かって縦につながっている筋肉です。

「歯をくいしばる」などの言葉がありますが、そういう時にも力が入り働く筋肉です。その為、良く使う方は、常に凝り固まっている場合があります。

良くエラが張っている方などは、顔が大きくて悩まれている場合がありますが、多くの場合、この咬筋が凝り固まっている場合があります。咬筋をマッサージすると小顔になると言われるほどです。

顎のフェイスラインから頬筋、大小頬骨筋に向かって縦に触ってみると、ゴリゴリしている部分があると思います。

顎関節のあたりとかマッサージするととてもイタ気持ち良いところがあったりしませんか?その辺り、咬筋が凝り方っている部分のようです。マッサージして緩めてあげることが大切になります。

コリ固まった咬筋の放置は危険!

顔のゆがみが生じる

凝り固まった咬筋のケアってなかなか行き届かない方も多いかもしれません。しかし、そのまま放置してしまうと他の表情筋にも悪い影響を与えることになります。

咬筋とつながっている筋肉にも凝りの緊張が伝わり、他の筋肉が引っ張られる状態になります。

その結果、他の表情筋が本来の位置からズレてしまうことで頬骨や頬の位置のズレも生じ、ほうれい線ができやすくなったり、下がった頬のお肉で二重あごになりやすくなります。

積極的にマッサージを行って緩めることをおすすめします。

老廃物が滞る

老廃物は、血管やリンパの流れによって排出します。

筋肉が凝り固まって動きが鈍くなると筋肉の間にあるリンパが圧迫されて流れが悪くなります。

その為、老廃物が溜まりやすくなり、溜まった老廃物の重みによって顔が重力に負けて顔のたるみが生じほうれい線ができやすくなります。

側頭筋も凝り固まる

側頭筋とは、咀嚼の時に一緒に動く筋肉です。

頭の両側を手で触って、咀嚼すると同時に側頭部分が動くところがあります。それが側頭筋です。

咬筋が凝り固まると側頭筋にも凝りが伝わります。耳の上に位置する側頭筋は、顔全体のリフトアップを維持している役割があります。

側頭筋が凝り固まると顔を引っ張り上げる力が弱くなり、その結果、ほうれい線が目立つようになったり、フェイスラインが崩れ、顔全体がたるんだ表情になります。

側頭筋もマッサージなどをして積極的に緩めてあげることをおすすめします。

咬筋エクササイズ

1.頬骨の下に反対側の親指を当て、4本の指は軽く握り、人差し指の側面をエラ骨に引っ掛けて固定する。

2.口を軽く開け閉めして、動く太い筋肉(=咬筋)の位置を捉え、ヘリのくぼんだ部分に親指の原を引っかける。

3.両側から咬筋を挟んでしっかり押さえながら、「あぐあぐ」と口を開け閉めして6セット繰り返す。

4.筋肉に沿って親指を下へずらしながら3か所で行えたら反対側も同様にする。

表情筋を鍛える・緩める・顔のたるみ予防が同時にできるメディリフトがスゴイ

上記までで、表情筋と言うのは、様々な種類の筋肉がつながって、相互に影響し合っているということを理解していただけたと思います。

その為、エクササイズなどで鍛えるとそこからつながっている筋肉にも影響を与えることができます。

また、疲労が溜まっている筋肉は、凝り固まったまま放置してしまうと様々な症状を引き起こしてしまうので、緩めて、休めることが大切ということにも気づけたと思います。

しかし、現代の女性は、毎日忙しく仕事をしたり、育児、家事に追われながらスキンケアをするのが精一杯の状態なのに、筋肉の種類によって鍛えたり、緩めたり、エクササイズのことまで考えなければならないって大変~~~と思ってしまいますよね。

そんな忙しい女性の為に開発された美顔器があるんです。最近は、あまりの人気で購入するのにも時間がかかるようです。

ハンズフリーで家事をしながら表情筋を鍛えることも緩めることもできてしまう優れものなんです。

それが、ヤーマンから販売されているメディリフトです。メディリフトは、10分間つけるだけで、必要な部分の表情筋は鍛えることができて、緩めたい部分は、緩めてくれる機能が同時にできてしまいます。

メディリフトの詳細について知りたい方は、以下のHPからチェックしてみてください。

ヤーマン メディリフト

表情筋は鍛える・緩めるで顔のたるみへのまとめ

人を外見だけで決めつけることは、良くないことですが、一般的に、素敵な女性だと思われる人は、表情が豊かな方が多いように感じますよね。

その表情豊かな外見を維持するためには、表情筋が大切と言うことをお伝えしました。

表情を豊かにして顔のたるみ予防に繋がる表情筋は、5種類の筋肉があり、それら5種類の筋肉を鍛えることが大切になります。

また、普段から使うことが多くて疲労が溜まっている筋肉は、マッサージなどをして緩めることも大切ということをお伝えしました。

ただ、鍛えたり、緩めたり、筋肉の種類によってエクササイズも変わってくるとそれだけで、継続が困難になりそうですよね。

自分でエクササイズを継続することが困難な方は、メディリフトを使うと簡単に表情筋のエクササイズができてしまうということも伝えました。

メディリフトは、忙しい女性の為に短時間で表情筋が鍛えられるように開発された美顔器です。

表情筋を鍛えたり、緩めたりを同時に行うことができる優れた美顔器なので、なかなか一人でエクササイズが苦手と言う方には、おすすめの美顔器だと思います。

こちらの記事でのエクササイズは、一部、村木宏衣さんの「一生劣化せず今すぐ若返る整筋・顔体」の書籍を参考にさせていただいています。

-顔のたるみケア

Copyright© シュシュレ顔のたるみで悩む人の味方 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.