そんな時に、対策として考えてしまうのがエイジングケアができる化粧品に変えてみようかな・・・と思ったりすることが多いと思います。
しかし、スキンケアをいくら頑張ってもたるみに対する変化を感じることができず悩み続けてしまう・・・なんていう方も多い様です。
そんな時は、頭皮のたるみを疑ってみたらどうでしょう?というお話です。
ま~~考えてみれば、頭皮から顔、体など全て一枚の皮膚でつながっているわけですから、どこか一カ所にたるみが生じてしまえば、影響が出ないわけがないのです。
そういう頭皮のたるみに気付いてしまった時、どんな対策があるのかしら?そもそも、頭皮がたるむ場合ってどんなことが原因になるのかしら?という疑問を持ってしまいました。
そんな疑問から今回は記事にすることにしました。なかなかスキンケアで顔のたるみのお悩みが解決ができなくて悩み続けているという方々の参考になればうれしいです。
頭皮のたるみは顔や目のたるみの原因になるのか?
頭皮のたるみと顔のたるみの関係
美容院へ行って、ヘッドマッサージを経験したことはありますか?その時に、ヘッドマッサージの後は、なんだか顔の表情が明るくなって、顔色も良くなったような経験ってないですか?
この熟睡もお肌に良いように思うのですが、私の場合は、ヘッドマッサージを受けた後は、とてもお肌の調子が良くなります。
お肌の調子と言っても、顔色が良くなる、少しだけリフトアップされた感じがするなどです。
しかし、良ーく見てみると、頭と顔は同じ皮膚でつながっているわけですからヘッドマッサージをして血流が良くなれば、自然と顔の皮膚にも影響があるのは、想像がつきますよね。
ほんの短時間のヘッドマッサージで顔の表情の変化を感じることができるわけですから、逆の場合も大いにあるということになります。
逆の場合と言うのは、頭皮のたるみです。頭皮というのは、常に髪の毛で隠れているので、自分の頭皮をしっかり見ることができません。
しかし、ある程度年齢を重ねて、帽子もかぶらずに紫外線を何十年も浴び続けてしまった頭皮は、たるみが生じていてもおかしくない状態です。
特に頭頂部は、体の一番高い部分に位置しています。体のどの部分よりも紫外線を強く浴びてしまう部分です。
紫外線パワー
コラーゲンの分解を促進させます。
DNAを破壊し、細胞にダメージを与えてしまいます。
活性酸素を増加させます。
上記のようなダメージが紫外線によって生じてしまうと皮膚は、バリア機能が低下し、コラーゲンが減少することでたるみが生じてしまいます。
頭皮がたるむとそのまま下方向へ皮膚が移動しますから、自然と顔の皮膚も影響を受けてたるむことになります。
頭皮のたるみと目のたるみの関係
再び、ヘッドマッサージの話になっちゃいますが、ヘッドマッサージを受けた後って、視界もクリアになったような気がする時ってありませんか?目の大きさも大きくなったような感じがしたり・・・。
今の時代、スマホやパソコンを見ない日はないくらい、誰もが目を酷使しているのではないでしょうか?
夕方になるにつれて、目がかすむ、ピントが合いづらくなる、まぶたが重たい、目の奥に痛みを感じるなどの状態が生じて、仕事も捗らない・・なんてお悩みを抱えている方もいらっしゃったりするかもしれません。
そのような疲れ目の状態で更に仕事に集中しようとすると無意識に筋肉が緊張状態になり、それがストレスへとつながってしまいます。
その結果、頭痛(緊張性頭痛)、肩こり、首凝りが生じてしまう原因になります。更に、症状が悪化することで血行も悪くなり、頭皮も凝り固まった状態になります。
頭皮が凝り固まって、血行が悪化した状態では、毛根にも栄養が行き届かなくなり、頭皮がたるみ、薄毛、抜け毛へとつながっていくことになります。
疲労を蓄積させて、悪循環に陥ってしまうと目のたるみと頭皮のたるみは、同時に悪化してしまうようです。
頭皮がたるむ原因とは?気を付けるべき生活習慣とは?
上記でお伝えしましたが、頭皮がたるむ原因には、紫外線の影響や眼精疲労などがあります。その他、気を付けるべき生活習慣と言うのはあるのかどうかと言う点です。
・・・と言うのも、頭皮と言っても、他の皮膚とつながっているため、構造がほぼ同じです。他の皮膚と違う点は・・
- 頭皮は皮脂腺・毛穴が多い
- 髪の毛に覆われている
と言う点です。
頭皮は皮脂腺・毛穴が多い
頭皮は、顔のTゾーンなどと比べると2倍以上の皮脂腺があります。皮脂腺や毛穴が多いということは、他の皮膚に比べて、皮脂の分泌量も多いということになります。
皮脂が多いと紫外線を浴びた時には、酸化しやすい状態になってしまいます。
髪の毛で覆われている分、他の皮膚よりも紫外線から守る機能はありますが、それでも長時間、紫外線を浴び続けると、皮脂が酸化され肌老化へとつながり、たるみの原因になってしまいます。
頭皮は髪の毛に覆われている
頭皮は、皮脂腺が多いことが特徴ですが、その皮脂が頭皮上で肌表面の常在菌による分解や酸化によって脂肪酸になると頭皮を刺激して痒みが生じたり、臭いの原因になったりします。
皮脂や脂肪酸は、油性で頭皮上で固形のものもあります。そのため、水や湯だけでは、簡単に洗い流すことができず、毛髪があるために頭皮に残りやすいです。
いかがですか?頭皮の特徴を考えると、普段からどのような点に気を付けたら良いかが自然とわかってきますね。
他の点では、顔の皮膚と構造がほぼ同じなので、「顔がたるむ原因」についてを参考にしていただければと思います。
顔のたるみの原因と対策については以下の記事を参考にしてください。
頭皮の凝りを予防するためにできること
上記で眼精疲労を溜めてしまうと、頭皮の凝りが生じるということをお伝えしました。
頭皮を柔らかく維持することができれば、たるむ心配がなくなるわけですが、頭皮の凝りを予防するためには、どのようなことに気を付けたら良いでしょう。
頭皮の凝りが生じる生活習慣
- スマホやパソコンの長時間使用
- 歯を食いしばることがある
- ストレスを感じることが多い
- 規則正しい食生活ができない
1.スマホやパソコンの長時間使用
これは、上記でもお伝えしたことですね。長時間、スマホやパソコンを使い続けることで目の疲労が蓄積されてしまいます。
そのことで、頭皮の凝りが生じてしまいます。また、スマホやパソコンを見続けると、どうしても猫背になりやすく姿勢も悪くなります。
悪い姿勢を長時間続けることで体全体の血行も悪くなります。その為、頭皮の凝りが更に悪化してしまうことになります。
2.歯を食いしばることがある
この筋肉の緊張によって血管も収縮し、血行が悪くなり、頭皮の凝りへとつながっていきます。
歯の食いしばりは、無意識に行ってしまう人が多い様で、特に、「ストレスを感じることが多い」と常に感じている方は、歯の食いしばりをしていないかを気を付けて生活することが大切になる様です。
3.ストレスを感じることが多い
現代は、常に何らかのストレスを抱えて生活している人が多いです。その為、ストレス自体放置してしまうことが多いです。
しかし、そのまま放置してしまうと自立神経のバランスが乱れます。それによって、血管が収縮し、血行が悪くなり、肩こり、首凝りをはじめとして、頭皮の凝りも生じることになってしまいます。
血行が悪くなると、細胞に充分な酸素や栄養が行き届かなくなり、乳酸や老廃物が上手く排出されず、溜まっていくため、筋肉は、どんどん疲労し、硬くなり凝りが生じてしまうのです。
4.規則正しい食生活ができない
現代の特徴でもありますが、常に忙しく過ごすことが多く、規則正しく食事ができないという人が多い様です。
しかし、仕事柄、どうしても規則正しい食生活が無理であるならば、頭皮の為に良い食生活を心掛けることで頭皮の凝りが生じにくく、たるみ難い皮膚への土台作りにつながっていきます。
特に、健康的な頭皮環境を整えるために必要な栄養素は以下になります。
- タンパク質
- ビタミン
- ミネラル
ビタミン、ミネラルは、体では作られないものなので、積極的に摂ることで、たるみ難い頭皮へとつながっていきます。
頭皮のたるみ・凝りをケアするための対策・まとめ
頭皮がたるむ原因、頭皮が凝る原因について長々とお伝えしてしまいました。どっちが先?というと・・・頭皮が凝り固まってしまうことで頭皮がたるむと考えた方が良い様です。
しかし、頭皮の凝りが解消されてもこわ~い紫外線という影響も受けてしまうと細胞自体がダメージを受けてしまうので、しっかり対策したいですよね。
頭皮のたるみや凝りに関して、できる対策を細かくお伝えしようと思います。取り入れられる対策などからお試ししてみることをおすすめします。
頭皮だって保湿は重要
頭皮もほぼ顔の皮膚と同じですから、保湿は重要になります。頭皮を乾燥させたままにしておくと皮脂分泌が活発なります。
他の皮膚よりも皮脂腺が多いですから、皮脂分泌が活発になると、皮膚の酸化を早めてしまいます。皮膚の酸化を予防するためにも、頭皮のたるみ対策としても、保湿は、重要なとても重要になります。
紫外線対策として、できることを再度考えてみる
紫外線対策として、帽子をかぶったり、日傘などで対策をするという方法もありますが、年齢を重ねるほど紫外線を浴びてしまった後のケアも重要になります。
更には、ビタミンA誘導体(レチノール、レチノイン酸トコフェリル)、ビタミンC誘導体、ビタミンE誘導体配合のエイジングケアができる美容液などでケアすることも大切です。
頭皮の凝りにはマッサージがおすすめ
疲労が蓄積されてしまうと頭皮が硬く凝り固まってしまうということを上記でお伝えしました。
しかし、紫外線の影響でターンオーバーが乱れ、古い角質が滞って頭皮が硬くなってしまう場合もあります。
どちらにしても、頭皮を柔らかく維持することは、頭皮のたるみから顔のたるみ、目のたるみへと予防するためには大切なことです。
マッサージ1
- 頭を5本の指で掴むように持ちます。
- 指の腹で耳上・ハチ部分・頭頂部の順に頭皮を動かします。
- 気づいたときに30秒ほど、時間がない時は3秒でも良いので動かしましょう。
動かすことが大切です。
マッサージ2
- 耳の裏側部分を痛気持ち良い強さで指の腹で指圧します。
- 最後に指の腹を使って、耳の裏から側頭部、頭頂部へと指圧していきます。
- 基本的には額の生え際、首筋の生え際、頭頂部・耳の後ろなどをマッサージすることで血流が流れやすくなります。入浴中やお風呂上りなど体が温まっている時に行うを更に効果的です。