年齢を重ねる度に、「なんだか肌が萎んだ感じがする・・・」「顔がたるんでる・・・」「肌のハリ、ツヤもなくなったなぁ~」と感じたりしていませんか?
厳しい寒い冬の季節が終わって春だ~と思ったら・・「あら、私、顔がたるんでる・・」とかね。
顔のたるみに良いっていうフラーレンとは?フラーレンの効果とは?
フラーレンとはどんな成分なんだろう
フラーレンは、ダイヤモンドと同じ炭素の単体で、サッカーボールのような形をしている物質です。以前から存在する物質だと予想されていましたが、発見には、時間がかかったと言われています。
フラーレンを発見した科学者は、ノーベル化学賞を受賞し、それによって、一気に注目されるようになりました。
最近では、医学の分野でHIV(ヒト免疫不全ウィルス)の特効薬として更なる研究が進められているようです。
フラーレンが体内に発生した活性酸素を吸い取る作用は、ビタミンCの約125倍と言われています。
また、フラーレンには、コラーゲンの生成を助ける作用があり、それは、プラセンタの約800倍とも言われています。
フラーレンに期待できる効果とは?
フラーレンって顔のたるみに良いって聞いたんだけれど・・・実際、本当なの?というところを知りたいですよね。
フラーレンというのは、いくつか種類があり、その種類によって性質も違うようです。
フラーレンの種類
- ラジカルスポンジ
- リポフラーレン
- ヴェールフラーレン
- モイストフラーレン
上記4種類のフラーレンの中で、顔のたるみに作用するフラーレンと言われているのが「モイストフラーレン」です。
モイストフラーレンを1%配合した美容液を28日間、顔半分に塗布するという実験を行ったところ、28日後には、目の下のたるみや下頬のたるみが少し移動し、肌の色も明るくなったという結果が得られたということです。
実験結果については以下を参考にして下さい。
また、フラーレンには、顔のたるみへの作用の他にも期待できる効果はいくつかある様です。少し、まとめてみました。参考にして下さい。
活性酸素除去作用
フラーレンには、過剰に発生した活性酸素を除去してくれる作用があります。また、フラーレンは、一度肌の中に入ると皮膚細胞に11時間とどまってくれるという性質があります。
その為、長時間、肌に作用し続けることが可能のようです。
メラニン生成抑制作用
お肌が紫外線の影響を受けると肌細胞にダメージを受け、メラニン生成が活発になります。
バリア機能修復作用
活性酸素が過剰に発生すると酸化ストレスが積み重なり、お肌のバリア機能が低下してしまいます。
フラーレンには、活性酸素を除去して角質を整える作用が期待できるので、バリア機能を正常にする効果も期待できます。
コラーゲン生成サポートの働き
フラーレンには、コラーゲンの生成をサポートする働きがあります。
たるみ毛穴、毛穴の開きも予防可能
過剰な活性酸素は、毛穴の皮脂分泌を活発にさせます。それと同時に毛穴が広がり、毛穴の黒ずみへと悪循環が生じます。
顔のたるみに作用するフラーレンと一緒だと更に効果が期待できる美容成分とは
その為、化粧品を選ぶ時などは、ビタミンC誘導体、ビタミンE誘導体、コエンザイムQ10、アスタキサンチンなどの抗酸化成分を一緒に配合したフラーレン化粧品は、それぞれの相乗効果が期待できるものとしておすすめです。
ビタミンC(ビタミンC誘導)
ビタミンC誘導体は、ビタミンCを肌に浸透しやすく改良したものです。ビタミンCの性質として、ビタミンCが活性酸素を消去するときには、自身も酸化して消えてしまうという性質があります。
しかし、フラーレンと一緒に配合されている場合には、ビタミンCが酸化して減少してしまう前にフラーレンが活性酸素を消去してくれることが可能になります。(ビタミンE誘導体も同じです)
その結果、ビタミンCの他の作用であるコラーゲンの生成をサポートするという作用が一層期待できるようになります。
コラーゲンが増えるとヒアルロン酸も充実してきます。それによって、肌のふっくらとしたハリ感がアップします。
また、ビタミンCのメラニン生成を抑制してシミや色素沈着を薄くする美白や毛穴の引き締め、皮脂の過剰分泌を抑える作用も期待できます。
アスタキサンチン・コエンザイムQ10
例えば、アスタキサンチンやコエンザイムQ10を一緒に配合した場合は、フラーレンの成分安定化作用によって他の成分の紫外線による退色・光分解を抑制してくれます。
フラーレンの性質を考えた顔のたるみケアのためのフラーレン化粧品の選び方
フラーレンは、安全性が高いという点からも注目されている成分です。その為、あらゆる肌タイプの方にも使えると言われています。
フラーレンには、いくつか種類があるので、それらの性質と肌の悩みに合わせてフラーレンを選ぶことも顔のたるみケアやエイジングケアには大切なのだと思います。
フラーレンの種類と性質
ラジカルスポンジ
ラジカルスポンジは、水溶性の性質を持つフラーレンです。その為、化粧水、乳液、ミスト、オールインワンジェルなどのとろみのある化粧品に配合されることが多いです。
リポフラーレン
リポフラーレンは、油溶性の性質を持つフラーレンです。その為、アイクリーム、オイル、クリームファンデなどのしっとりした化粧品に配合されることが多いです。
最近、植物スクワランと植物由来フラーレンを組み合わせた100%植物由来の「リポフラーレン®N」が開発され、注目されています。
モイストフラーレン
モイストフラーレンは、保湿力の高いフラーレンです。ラジカルスポンジの抗酸化力の性質に保湿力と浸透性が加わったフラーレンのことを言います。
フラーレンをリポソーム化することで浸透性に優れたフラーレンを作り出すことができたようです。
水分と油分の両方に馴染むラメラ構造のフラーレンなので、肌馴染みも良い様です。
ラジカルスポンジとリポフラーレンはセットがおすすめ
モイストフラーレンは、水溶性と油溶性の両方の性質を有していてます。
それに対し、ラジカルスポンジは、水溶性の性質のみを持ち、リポフラーレンは油溶性の性質のみを持つという片方の性質しか有していません。
お肌に効果的にフラーレンが作用するように考えた場合、ラジカルスポンジとリポフラーレンは、両方配合されていることが望ましいと考えられています。
フラーレンが化粧品に1%以上配合されている場合は、ロゴマークの記載がほとんどありますので、必ず、チェックすることをおすすめします。
口コミから調査!顔のたるみケアにおすすめのフラーレン化粧品は?
上記までで、何度かお伝えしていますが、フラーレン化粧品を選ぶ場合、フラーレン配合が1%以上のものを選ぶことをおすすめします。
フラーレン配合が1%以上の場合、大抵、パッケージにフラーレンのロゴマークがあるので、それもチェックすることをおすすします。
AiB FLトータルセラム
ラジカルフラーレン(R.Sロゴマーク入りのフラーレン)と一緒にビタミンC誘導体も配合されいるので、抗酸化作用が期待できる他にターンオーバーを整えて、強いバリア機能維持の効果が期待できます。
また、4ヶ月間腐らないリンゴで知られているリンゴ幹細胞培養液も配合されており、加齢に伴う顔のたるみ、シワ、シミなどにも働きかけてくれる導入美容液です。
AiB FLトータルセラムの口コミ
30代 乾燥肌
お肌につけた後は、プルプルになり、長時間保湿されているのが実感できます。気が付いた時には、目元のシワやちりめんジワが気にならなくなっていました。
40代 乾燥肌
肌につけるとすぐに浸透してくれます。その後は、毛穴がキュっと締まった感じがあり、肌のハリ感をすぐに感じることができます。
加齢に伴って顔のたるみやほうれい線が深くなり、気になっていましたが3週間ほど継続して使ったところ、不思議と気にならなくなりました。ほうれい線の目立ちも薄くなった感じがあります。
ホメオバウ
エッセンスとクリームに高濃度フラーレンが配合されています。
エッセンスの方は、水溶性のフラーレンであるラジカルフラーレンが配合されています。クリームの方は、油溶性のフラーレンであるリポフラーレンが配合されています。
フラーレンと相性のいいビタミンC誘導体配合でコスパもよいので人気です。
ホメオバウの口コミ
30代 乾燥肌
エッセンスを使っています。フラーレンが高濃度に配合されているようで、たるみ、シワ、毛穴など、気になる肌の悩みが徐々に少なくなって、ハリが出てきたように思います。
うっかり、長く紫外線を浴びてしまった日は、こちらのエッセンスでお手入れをするとシミなどが増えないように思います。
見出し(全角15文字)
ホメオバウは、ローション、エッセンス、クリームという感じでラインで使っています。どのアイテムも伸びが良く、使いやすくて軽い使用感です。
乾燥肌の方は、少し、物足りないと感じる方もいらっしゃるかもしれません。私の場合は、ちょど良く、肌に合っているようなので使い続けています。
フェリーチェトワコFTCパーフェクトラジカルケアクリームVC
水溶性フラーレンであるラジカルスポンジが配合されています。その他では、ビタミンC誘導体、アーチチョーク葉エキス、マリンプラセンタなどが配合されています。
配合されている成分をナノ化することで、お肌に浸透しやすく設計されています。
フェリーチェトワコFTCパーフェクトラジカルケアクリームVCの口コミ
40代 敏感肌
パーフェクトラジカルケアクリームVCを手ですくうと、手から滑り落ちるほど、柔らかいです。伸びが良いので少量でも顔全体に使うことができます。
顔につけた後は、べた付かないので、すぐにメイクすることができます。急いでいる朝は、助かります。
美白と保湿の両方に効果が期待できるようなので、季節を問わず使える感じがします。
40代 混合肌
クリームは、こってりというより瑞々しくさっぱりとしたクリームです。香りも気に入っています。
美白効果は実感できませんでしたが、毛穴の開き、肌のハリ不足によるたるみなどなんとなく気にならなくなりました。これがフラーレン効果なのかな・・・?という感じです。
肌の調子も良いので、リピしてみます。
フラーレン化粧品に期待できる効果のまとめ
抗酸化作用に優れているというフラーレンについてお伝えしました。フラーレンの性質から考えると、他の抗酸化作用をもつ成分が配合されている化粧品を選んだ方が良いことに気が付きましたね。
また、化粧品を購入するときは、ロゴマークのチェックも忘れないようにした方が良い様です。
フラーレンは、体内で作用する時間も他の美容成分と比べて長時間、作用することが解っています。そのため、1日2回、しっかりとフラーレン配合の化粧品を利用することで、常に肌の酸化から守ることが可能になります。