顔のたるみは、気になって丁寧にケアしていても首のケアまで力を入れているという方は、少ないかもしれません。
首のシワやアゴのたるみは見た目年齢を大幅にアップさせ「おばさん顔」に見られてしまう原因になります。
顔のシワは、メイクで隠せても、首のシワは隠す事が出来ません。
女性は、よりオシャレに、エレガントに洋服を着こなすには3つの首、「首(鎖骨)・手首・足首」を見せることがポイントだとファション誌にあります。
顔のシワに比べて取れにくいのが首のシワの特徴でもあります。
そして、知らないうちにいつの間にか出来てしまう厄介な首のシワは、年齢によるものもありますが、「枕」が原因の場合も大きいと言われています。
合わない寝具、特に枕を使い続けると質の良い眠りが出来ないだけでなく、首のシワを作る原因となってしまい、健康維持にも美容の為にも良い事は一つもありません。
普段から夜中に何度も目が覚めてしまう、肩こりや首こりが改善されない、朝起きた時に顔がむくんでいるという方は、枕が原因かもしれません。
自分に合った枕に変えるだけで毎朝の目覚めが劇的に変わるだけでなく、首のシワなども予防でき健康にも美容にも一石二鳥です。
首のシワは枕の高さが大切!自分に合う枕の高さは自分で測る?
寝ている間に頭にかかる負担は体重の約10%と言われています。枕の高さが合わないと首や肩に負担がかかってしまい、体調不良を引き起こしてしまう事もあります。
高すぎる枕の身体への負担とは
高すぎる枕で寝ると寝ている間中、頭が下にうつむく状態になり首にシワがよってしまいます。
そして高ずぎる枕を使い続けると、このシワのよった状態が寝ている間中ずっと続くので首にシワが刻みこまれてしまうのです。
低すぎる枕の身体への負担とは
それならば、低い枕を使えば良いのかと思ってしまいますが、低すぎると頭に血が上がりやすくなってしまい、老廃物までもが顔の方へ流れてしまい、むくみの原因になってしまいます。
枕で首が窮屈に感じる事がなく、寝返りがしやすかったり、翌朝気持ちよくスッキリと起きる事ができるのが自分にあった枕の高さです。
枕と首の間に隙間がなく、密着している状態が理想的な枕の高さです。仰向けに寝た時に喉が詰まったような感覚がある場合は、枕が高すぎると言えるでしょう。
理想的な枕の高さとは
壁に背中を付け若干アゴを引き、背筋は真っ直ぐにして立ちます。そして、壁から首のカーブを描いている1番深くなっている所の長さを測ります。
男性が5〜6センチ、女性が3〜4センチが平均的な長さだそうです。そしてこの壁から測った長さに2センチ足した長さが理想的な枕の高さといわれています。
バスタオルで調節した際は、横向きに寝た時に頭から背骨のラインがカーブを描いておらず真っ直ぐになっているかの確認が大切になります。
背骨が曲がっている場合は、高さがあっていないので、バスタオルを調節してください。旅行先など枕が合わないと感じる時も簡単にできるバスタオル調節は、おすすめです。
首のシワ対策で見た目年齢を下げたい!枕の選びかたどうする?
枕が自分の身体に合っていなければ、心地よい睡眠ができないだけでなく、いびきなどで人に迷惑をかけたり、頭痛、肩こりなどで、健康にも問題が生じる場合があります。
では、枕を選ぶ時にどのようなことに気を付けて選んだら良いのでしょう。枕の高さの他に気を付けた方が良いポイントと言うのが以下になります。
- 枕の素材と硬さ
- 枕の大きさ
- 枕のお手入れ法
枕の素材と硬さ
枕の素材には、様々なものがあります。枕の素材によって、枕の硬さや寝心地が変わってきます。
枕の素材にはどのようなものがあり、寝心地がどう変わってくるのかあらかじめ知っておくことは大切になります。
主に枕の素材として使われているものには、以下のものがあります。
- 細かい粒々のビーズ素材
- ストロー型のパイプ素材
- ポリエステルの綿素材
- 低反発のウレタン素材
- 一般的なそば殻素材
- ふわふわ柔らかめの羽毛素材
細かい粒々のビーズ素材
枕としての硬さで言えば硬くもなく柔らかくもなく普通の硬さだと言われています。枕の中では、流動性があるため、頭の形にフィットしやすい素材です。
通気性が良くない点と洗えないというデメリットがあります。
ストロー型のパイプ素材
ストロー型のパイプ素材は、中が空洞になっているため通気性に優れていて、不快感がありません。水にも強いので水洗いができて乾燥も簡単にできてしまうので清潔に保つことができます。
また、通気性が良い一方で吸湿性は悪いので枕カバーは、吸湿性のものを選ぶ必要があるようです。
ポリエステルの綿素材
ポリエステルの綿と言うのは、一般的に多く見かける素材であり、枕としても多く出回っている印象です。
クッションにも使われている素材で、枕としては柔らかめです。洗えないものもありますが、多くは、丸洗いできるものが多いのでお手入れも楽なところがメリットです。
しかし、吸湿性が低く、長く使っているとボリューム感がなくなり枕の高さが低くなってしまう点がデメリットです。
低反発のウレタン素材
ウレタン素材の枕は、触った瞬間に手のひらの形が残る程度に低反発で、枕として使用した場合にも頭の形にフィットしてくれるので、その心地よさが人気となっていまよね。
しかし、あまりに心地よくフィットすることから寝返りが少なくなってしまうというデータがある様です。
ウレタン素材は、吸湿性、通気性が悪く蒸れやすいというデメリットがあります。また、手洗いはできるけれど天日干しはできないということで、お手入れに手間がかかるという特徴があります。
一般的なそば殻素材
他の枕と比べても硬いという特徴があります。放熱性、通気性が良く、蒸し暑い夏でもさらっと涼しく快適に眠れるという安眠効果があります。
そば殻は、湿気により虫が沸いたり、割れて粉になったりするので、定期的に天日干しをしたり乾燥させるなどのお手入れが必要になります。
ふわふわ柔らかめの羽毛素材
頭の重さに沿った沈み込みで快適な睡眠が可能な枕です。とても通気性が良く保湿性もあるので冬は暖かく、夏は蒸れにくいというメリットがあります。
天然素材の為アレルギー体質の方には向かないようです。また、丸洗い、手洗いなどもできないので使い続ける中での衛生面で不安が残ります。
上記までで枕の素材についてお伝えしました。素材によって枕の硬さも違い、お手入れ方法も変わってきます。
また、首のシワなどのことを考えた場合には、柔らかすぎて頭が下向きになってしまうようなものは避けたいところですよね。
女性にとっては、快眠は、お肌にとってとても大切ですから、心地良い眠りを可能にしてくれる枕がおすすめになります。
枕の大きさ
ですから、寝返りをした時に枕から頭が落ちてしまうほどの小さな枕では、快眠することは不可能です。
頭の幅は、平均20センチです。頭が3つ分くらいの幅が寝返りするのにちょうど良い幅です。また、奥行きは、肩先までサポートできるほどのものがゆったり安眠できる大きさになります。
枕のお手入れ法
枕を選ぶポイントとして枕の高さ、素材、大きさが大切ということをお伝えしました。しかし、枕を選ぶ時は、お手入れ法もチェックすることをおすすめします。
しかし、毎日の頭や首からの寝汗やヨダレなどは、枕の内部まで沁み込んでいます。想像している以上に枕内部は、汚れています。
寝具を清潔にするだけでニキビが改善されるケースもあります。天日干しするだけでも随分とマシにはなりますが、しっかり水で洗ったり、手洗いできる枕を選ぶことが美肌を維持するにはおすすめです。
首のシワを作らないおすすめ枕とは
上記までで、自分に合う枕の高さや選び方がわかったと思います。女性の大敵の首のシワを作らない枕とは具体的にどのような物なのでしょうか。
「インナーポケット」と呼ばれる頭部を乗せる部分が少しくぼんでいるようなデザインの枕は、首のシワが出来にくいように計算されて作られているため、寝ている時に安定した姿勢を保つ事ができます。
「眠るだけでキレイになる私」というキャッチコピーで累計販売数10,000個以上という「アスモットのリンクルフリーピロー」が注目されています。
アスモットのリンクルフリーピローは、首のシワだけでなく、現代病ともいわれるストレートネックの解消、左右バランスの取れていない「歪み顔」の改善まで期待できると女性に嬉しい事ばかりの枕と言うことで話題です。
「リンクルフリーピロー」は、首筋を支えながら、首のラインを保つアーチ型に設計されているので、寝ている時にキレイな姿勢を保つ事ができます。
頭部を包み込むインナーポケットと、枕のサイドに寝返りをしても顔が沈まないようシドサポートが作られているので無意識な寝返りでも姿勢が崩れる心配はありません。
本体とカバーを取り外し洗濯ネットに入れて洗濯機で洗うだけで大丈夫です。乾いた後に中身をしっかりもみほぐして形を整えるだけでお手入れ完了です。
良質な睡眠と寝るだけで首のシワ予防に繋がり、肩こりの解消が期待できる枕は、日々忙しく過ごす女性にはうれしいアイテムになってくれます。
まとめ
しかし、女性にとって睡眠は、とても大切です。お肌に良い成長ホルモンの分泌を促進させるのも安眠があってのものですから、枕選びは、大切ということが解りますよね。
良い睡眠はどんな高い美容液よりも美肌を作る為には1番大切です!今使っている枕を見直すことは、一番のエイジングケアになるかもしれません。